県道２３から小森川林道方面に入る。小森川林道の標識のあるところを、左に入り橋を渡って岩下林道に入る。ここもやぶ道だ。林道を出たところは、たぶん樫山の部落ではないか？。樫山林道に入り、クリスタルラインに出る。樫山林道は道路工事中で、場合によっては通れないかもしれない。
　クリスタルラインを牧丘町方面に走り、水ヶ森林道に入る。ここももうほとんど舗装されていて驚いた。途中から一ツ木水ヶ森線に入り、下ったところに交差するダートの林道へ右折する。あとで、ここが東山中部林道(山梨側入口、塩平側入口)であることがわかった。赤芝の集落よりずっと上のほうまで舗装が伸びてきている。
この林道を下りきって、県道３１に出る。これを山梨市側に下り、途中でフルーツラインにはいってしばらく行くと、整備された公園があった。笛吹川フルーツ公園、コマ図の終点だ。ヘルメットを脱ぐと、蜘蛛の巣だらけ、服には青虫が這い回っている。岩下林道のお土産だった。

　八ヶ岳へ向かうつもりが、予想外のところへ来てしまったので困った。大弛峠方面は、塩平〜焼山峠間が不通のため、今来た道を逆走し信州峠を越えてR141にでる（ミズガキ山）。松原湖から本沢温泉に向かう林道(工事通行止めの看板あり)を行くつもりだったが、いつのまにか稲子湯方面に入ってしまった。面倒なのでそのまま八ヶ岳林道まで上がり、R２９９に出る。

　　駒池から大河原峠線に入るところは、クサリゲートで施錠されており入れない。ここまで、延々ときたのに、という感じだ。大石川林道は聞いたほどではないが、河原みたいになっているところもある。路面は荒れているが、草刈などはよく手が入っていて、やや高山的な雰囲気、快適な気温（25度位か？）も合わせて非常に気分がよい。登山、ハイキングコースとしても人気があるのか、徒歩の人も多く気を使う。ほこり舞い上げ、カッ跳んで行くのはまったくよろしくない。

　BAJAの二つ目ライトは光量は晴天時でとばさなければ十分だが、下向きすぎて先が見えない。下りではFフォークが沈む分なおさらだ。それと、右側がシャープにカットされており、右コーナーは非常に見えにくい。帰ったら修正しよう。
　塩沢峠が近くなってきたころ、突然左側に夜景が見えてきた。驚くほど広い範囲にわたって夜景が広がり、非常に美しい。これを見ただけでも、来た甲斐があった。

　今回シートが変わった(中古の野口シート。作りの仕様は不明)ので、尻の痛さが軽減されるかと期待したが、思ったほどでもなかった。600kmほど走った秩父あたりでは座っていられないくらいになったが、ひざの角度がゆるくなった分ひざの痛みや、足がつったりすることはなかった。

　翌日Rタイヤを見たら、スリップサインが出ていた(^^;)。オフタイヤをここまで使うか？