今年は雨が多く、合羽は手放せないツーリングばかりだったが、今回は久しぶりに雨粒一滴も降らない天候に恵まれた。

　赤城山へ登る南側の道路は県道１６と４号があるが、１６号のほうが雰囲気はよいようだ（ただし道は狭い）。穴原から意図しないうちに老神に出てしまった。ゲート閉鎖されているのはわかっていたが、一応確認のために白根温泉へ。途中にあったほおずき店(?)の色彩に一足早い秋を感じる。

　赤倉林道は、以前からの崩落箇所を除けば路面の整備が進んでいる。以前はなかなか渓谷沿いの雰囲気ある林道だったが、拡幅されバラスが敷かれて今にも舗装されそうだ。ここは山菜取りの取り締まりも厳しいところだが、道がよくなれば四輪の乗り入れも多くなってくるに違いない。

　私の地図では、川場の望郷ラインから県道２７２にかけては、三峰線を除いて林道の空白地帯になっている。栗原川、赤倉と万沢林道を結ぶはずせない地域なので、いずれ調査したいと思う。合瀬方面は林道姉山線分岐点で通行止めになっている。期間の明示もない。

　恋越林道は、それらしいところを探してみたが、わからなかった。R353からR405にかけての地域をもっと調査したかったが、陽も傾いてきて時間切れ。田代山周辺で思いがけず多くのダートを走ったのが影響した。

　暗くなったので、北榛名林道を走り舗装化と周辺ダートの状況を確認して帰路についた。間違って入った県道１５５から榛名山の中腹に不似合いな光の集団が見える。伊香保の温泉街だろう。万沢林道からみた草津の街を思い出した。